【民間防災のアイディアをカタチに】
1986年、タレントチームSWAT(MCタレント「Topo」)時代、「犯罪・交通・災害」対策の話題を盛り込んだトークが話題を呼び、タウン誌などで取り上げられる。
1988年、セキュリティーチームSWATを立ち上げ、拠点先の金沢市で防犯&防災ボランティアの活動を開始。当時頻発していた「火災」を題材に取材を実施。この時作ったのが冊子「火事だ!119」。
1995年1月に発生した「阪神淡路大震災」時には無資格無線とアマチュア無線を使った情報供給の活動から、非常時の通信情報班の必要性を感じ取り、同年6月に「災害機動通信隊」を活動素材として発表。現在でもデジアナ無線通信機利用者で活用されている。
1999年には金沢市内での連続車両放火の対応するなど、地域と企業の防災組織構築の助っ人としても活動。
以後、地域安全活動SAKURAやSNSを用いた情報通信ネットワークといたった非常時に必要となる様々な活動体構築のための素材を発表している。
活動ウェアを手掛けるキッカケとなった「阪神淡路大震災」、当時出回っていなかった「レスキューオレンジ」カラーの活動服の着用効果が功をそうし、活動者の表面化・安全面に役立つことを再認識。活動内容に合わせたウェアの構想に入る。
その後「レスキューオレンジ」は民間防災が発表する製品のメインレーベルとなった。
【(談)防人司】
活動服を着て感じ取ったのが「私を目に入れてくれる人が増える」ということです。
存在を表に出せるだけで我がもとに情報が集まり、人が集まってくる。それだけ災害地点では情報に飢えていて行方を知りたい、不安を抱えた人ばかりなのです。
被災経験のない方にはここを事前に感じ取ってほしい。
わたしはこれを機に活動服や非常時に使うアイテムを提供していこうと製品展開に向かいました。
もう一つは、ボランティアで動くにもポケットマネーだけでは数時間も持ちません。クラウドファンディングでは集まるまでにも時間がかかります。
非常時の瞬発力と持久力は常に費用を確保している活動体で、バックに協力先がある専従体だけでしょう。一週間以上従事できるのは無給者ではとうてい成せません。これは支援ならばです。自分が被災当事者となればそれ以上の装備・備蓄が必要となり、最悪は住まいを新たにする費用ものしかかってくるでしょう。還暦を過ぎて身体障害者の私には新たにローンも組むこともできません。
災害救助法では整備するまでの公費は免れるかもしれませんが、新たに生活を始めるためにはマイナスから始めないといけないのです。
そういう想いで今仕掛けておきたい企画をカタチにして行っております。
万が一に役立つ装備ツール・グッズは載せきれないほど種類がありますので、常に動く方も、備えに走る方も是非とも「民間防災」にご相談なさってください。
企画:民間防災 危機管理局【総合企画室】(https://minkanbousai.jimdo.com/)
事業:防人司オフィス(https://sakimori-tsukasa.jimdo.com/)